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武雄市長の図書館講演の感想まとめ!(武雄図書館)

ブログ@実記@図書館講演に行きました

 先日、『武雄市長が語る「本の森――武雄市図書館から見えること」 ―武雄市長 樋渡啓祐さん | 代官山DAIKANYAMA T-SITE』の講演にいってきました。

 何かと話題になることが多い武雄市長(樋渡啓祐氏)、そして武雄図書館。聞いたことのまとめと、簡単な感想です。

講演内容、ざっくりまとめ

■以前の武雄図書館

・利用率は住民の約20%。今ではかなり上がってきている。1ヶ月で10万人の来館を達成。

・年間の休日が96日。これを32日にした。ここからもっと少なくしたい→年中無休化。

TSUTAYAカルチュア・コンビニエンス・クラブ)との提携

・代官山のTSUTAYAをテレビで見た。こんな素晴らしい空間、図書館作りは、公務員には無理。できる人に任せればいいと考え、指定管理者制度の利用を決めた。

・Tポイントの導入について。若い人(20代、30代)はTポイントカードを持っている。若い人の裾野を広げたい。

・本とスタバは合う。香りと音の演出。結果的に代官山TSUTAYAや武雄図書館の場合、コーヒーの値段が安く感じられる。(体感価格的にが安く感じる。)

■今後の方針

1.図書館を更に拡張したい。(すでに図書館周りの土地を購入)

2.他の施設と提携したい。(某地方施設との提携を決定)

質疑応答

・武雄図書館は非常に強いブランド力を持ちつつあります。この勢いで、大学誘致などはやらないのですか?→やりません!なんでもやればいいというものではない。一つ一つ、ブランドを接木していくイメージ。地道な作業です。

・委託による、デメリットは?→全くない!リピート率の高さがそれを裏付けている。

・大きく変わったことで、不満もあると思います。どのように対応していますか?→段さが多いとか、障害者用トイレが使いにくいなど。利用者のTwitterはかなり参考にして、できるだけ早めの対応を心がけています。

■市長の意見、考えなど

・資料を探す図書館は国会図書館や他の大型図書館で十分。

・それよりも、市で持っている全ての本に触れられることが大事と考える→20万冊の蔵書中、今までは7万しか表に出ていなかった。現在は全て表に出ている。

・その分、書庫、館長室をなくし、事務室は7分の1に。敷地面積は40%増。

学校図書との連携はしない。学校単独で十分充実したものを目指したい。

・新刊本は買わなくていいと思っている。

・スピードが命!行政は遅いと思われているから、普通の速度でも周りに感謝してもらえる。

・行政は何でもできる!なにもできないと思われがちだが、実際は常に一定の税収がある。財源がある。

市長の印象、まとめ

 講演後色々なことを考えたのですが、武雄市長(樋渡啓祐氏)を一言で言うと、ホリエモンみたいな人という言葉が一番しっくりくるかなと思いました。いいものはいい。くだらない事心配してないで、やっちゃえばいいじゃん。みたいな。Tポイントカードを貸出に利用するとした際、「私企業に情報を渡していいのか!」といった声が出ていたように思います。これについての武雄市長(樋渡啓祐氏)のご意見は知りません。これは私見ですがホリエモンなら「別に自分の情報が渡って、困ることあるの?TSUTAYAのシステム使えるなら、コスト浮くじゃん。騒ぎすぎ」って、言いそうじゃないですか?武雄市長(樋渡啓祐氏)も同じようなことを言いそうだな、という印象を持ちました。(あくまで印象です)一企業に委託しているとなると、「そこにキックバックがあるに決まっている!」という声もありそうですが、話を直接聞けば、お金がどうとか、くだらない事は考えていないとすぐにわかります。それよりも、日本に全くない図書館作ったら、おもしれーじゃん!といったように、挑戦することを楽しんでいるように見えました。

 あれだけ勢いがある人ですから、間違いなく反対意見、敵も多いでしょう。同時に支持者も多いと思います。このあたりからも、ホリエモンそっくりだと思ったのです。そして、武雄市長(樋渡啓祐氏)には今後も相当期待できる!そのポテンシャルを強く感じました。